映画「マチルダ(1996年版)」

 基本的にはキッズ向けのファンタジー・コメディ映画でした。

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 筋立てとしては、教養の無い家庭に生まれてしまったマチルダが、頭が無茶苦茶いいことが分かり、さらに超能力まであるというチートぶり。

 

 両親は彼女を6歳になるまで学校に行かせない、というかマチルダの年齢もろくに覚えていないネグレクトぶり。

 

 で、学校に行ったら行ったでそこの校長トランチブルがとんでもないマチズモを発揮する女性で元砲丸投げの選手。今作の悪役というよりヴィランと呼称しても差し支えない様なキャラクター。

 

 学校にはそいつだけではなくて、友達も見つかりいい先生ミス・ハニーにも会える。実は彼女はトランチブルと血縁関係にあり、ハニーが昔住んでいた家をハニーの父親を殺し乗っ取っているのがわかる。

 

 そしてマチルダはこのふたつの家族の問題を片付ける為に反転攻勢をする。

 

 子供向けのファンタジー・コメディ映画ではあるけれど、根底に流れているのは厳しいもので、血のつながりには意味はなく、自分を加害して来るのであれば排除するか分かれるしかないというもの。

 

 似たような境遇にある子供たちに向けた、ある種気づきや励ましの物語でもあります。

 

 今作はダニー・デヴィートが監督・制作・俳優・ナレーターまで務める多才ぶりを発揮している。