漫画の内容としては、漫画家の清野とおるさんが壇蜜こと「齋藤 支靜加(結婚後は清野 支靜加)」と結婚するまでの馴れ初め(?)と、結婚後の日常生活を綴ってはいるのですが、清野さんが言っているように「この漫画は壇蜜との『恋愛記』や『結婚記』ではなく、壇蜜への『潜入取材記』」となっております。
テレビ番組で共演したことがきっかけとなり、いきなりというか唐突に壇蜜の方から「わたしと結婚しましょう」と、1巻の表紙にあるような告白をされ困惑するよりも恐怖する清野さん。
が、そのうち結構自然に付き合い始め、いつの間にかふたりは結婚。この結婚の在り方が珍しく、不仲な訳でもないのにふたりは「別居婚」を選択する。いつもべったりしていると逆に関係が悪くなったりもしますからこれでいいのかも知れません。
そして結婚生活を送っていると、壇蜜の奇人ぶりというか、近代文明社会においては「異星人(エイリアン)」といってもいい人物であることがわかってくる。彼女の住んでいる部屋は特におしゃれでもなく、つつましくすら感じられるのですが、かなりの数のペットを飼っていて、その中に2匹の蛇がいる。この蛇にあげるエサが「ヒッ!」となる人も多いと思うんだけど、なんとAmazonで検索したら普通に売っている!
↓見た目がもう…
彼女、「スピ入っている」というか、「そういうもの」を引き寄せてしまうタイプみたいで、部屋の上(屋上)から毎日0時になると怪音が鳴ったり、床に怪しげなシミが浮き出て来たり、夫の清野さんはそういう体験とは無縁だったんだけど、壇蜜によってこの様な不思議な体験をさせられるが、これって漫画のネタに困らないってことだからむしろ得だよね?
正式に結婚することになり、壇蜜のマネージャーやお互いの家族に顔合わせするくだりは、なんだかんだ言ってもいい意味で普通でほっこりします。と同時にやっぱり清野さんが羨ましくもあり、「くぬー!」等と嫉妬してしまいましたね。
2巻で面白いエピソードが2つあり、それは壇蜜さんが宮城県の観光CMに出演したのはいいが、その内容があまりにもエッチ過ぎたので炎上。CM公開自体が中止になる。
このCMだけど、オフィシャルでは既に削除されていますが、「某有名動画サイト」では視聴可能だったりするので各人で確認してください。
もうひとつ、これがもう完全に狂気的と言ってもいいエピソードで、壇蜜さんが気に入った動物をどんどん飼い始めるんですけど、話が進むにつれてインコとか普通の家庭でも飼っているペットから始まるんですけど、どんどんエスカレート(?)してついにはナマケモノまで飼い始めてしまう。読んでいて、「そんなことないだろう、流石に『作り』だよね?」等と思うんだけど、どうやら「ガチ」で、この時清野さんは「壇蜜ヤベー」と心の底から恐怖を覚えるのは、読者と一体化していると言っていいと思います。
たしかに奇人っぷりが伝わってくるんですけど、ふたりの仲がよく、見ていてほほえましいのと羨ましい気持ちが混在してこの漫画は単行本が出たら買い続けようと思いました。


