※この記事はネタバレありです!
なんかXの一部界隈で、「あのスペースバンパイアがAmazonプライムビデオで配信されているが、日本語字幕も吹替えも無い!」と騒いでいるので視聴。そういえば日曜洋画劇場で何度もコスられていたなくらいの記憶しかありませんが。
※5月現在、当初は字幕も吹替もなく一部で騒がれていた「スペースバンパイア」ですが、いつの間にか吹替が追加されていました。

この作品、実はAmazonプライムビデオで追加料金なしの見放題対象になっています。今夜の予定が決まっていないなら、30日間の無料体験を使って無料で観てしまうのが一番コスパが良いですよ。
なんか冒頭調査の任務を帯びた宇宙船がある宇宙船に侵入したら、そこにはなんと怪物がいました!展開まんま「エイリアン」やないかい!と思って調べたら脚本が「エイリアン」のダン・オバノンだから当たり前と言えば当たり前。
「エイリアン」と違うのは、この異星人達(バンパイア)が地球に降り立ってしまうところ。もちろんこいつらによってとんでもないことにはなる。何故かロンドンだけがw
まあバンパイア達が運ばれたのがロンドンだからだし、なにしろ映画の尺が1時間40分しかない。エンドロール5分を引くと1時間35分以内で話の決着をつけなくてはならないので、「話が早くて助かる」みたいにならざるを得ないのは理解できます。
そして、本作のウリのひとつであろう「官能」ですが、マチルダ・メイさんがそこを一手に引き受けています。正直ここまで頑張ってくれたのだから報われて欲しいですが。男形のバンパイアも出て来ますが、イケメン揃いで淀川長治さんは内心どう思ってみていたのでしょうね。
本作のウリその2ですが、バンパイアに生気を吸い取られた人間が今度はバンパイアになる特撮。1980年代における特殊メイクの一流の仕事が堪能できます。
そこで気になったシーンがあって、バンパイアになってしまった人間をストレッチャーに乗せて拘束しているんだけど、なんか検査みたいなことをするシーンがまんま1985年のゾンビ映画「バタリアン」に酷似していてここでもまたダン・オバノン関連というか。まさかあのバンパイア「オバンバ」の流用じゃないよね?
「バタリアン」も現在、Amazonプライムビデオで配信されています。未見の方はもちろん、本記事を読んで再確認したくなった方もぜひチェックしてみてください(2026年5月時点の情報です)
「ブレイーン!(脳みそをくれー!)」
もうひとつのウリは音楽。ヘンリー・マンシーニさんという方が担当しているのですが、この方「ティファニーで朝食を」等を手掛けている巨匠なんですよ!アカデミー賞もゴールデングローブ賞も受賞しているのに、なんでこんな妙ちくりんな映画の音楽を担当しているんだろう?
どうもこの作品の魅力は、過剰なまでに詰め込んだネタを、一流の職人達が関わることによって引き起こされるパワーにあるみたいです。原題がなにせ「Lifeforce(生命力)ですからね。
ですがというか、本作の評価は厳しくて、ロッテントマトスコアは批評家58%、観客評価46%と芳しくない。やはり一部の「好事家」にしか刺さらなかったんでしょうね。興行収入もさんざんだったみたいですし。
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