ちりあくたのつぶやき

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映画『ワーキングマン』ネタバレ感想:ステイサム×デヴィッド・エアー再び!『ビーキーパー』との違いとツッコミどころを徹底解説

 ※この記事はネタバレありです!

 

 ジェイソン・ステイサム主演のアクション映画です。チャック・ディクソンの小説「Levon's Trade」を原作としており、監督は「ビーキーパー」に引き続きデヴィッド・エアー。脚本がなんとデヴィッド・エアーとシルヴェスター・スタローンの共同脚本。

plusにアップグレードしたgeminiに描いてもらいました。肖像権大丈夫らしいです。

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ワーキングマン

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  • ジェイソン・ステイサム
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 お話の構成はシンプルだ。元特殊部隊にいたが、今は工事現場の監督をしている主人公レヴォン・ケイド(ジェイソン・ステイサム)が、世話になっている人物(この場合レヴォンが務めている会社の社長)が困った状況に置かれている(娘をさらわれているから助けて欲しい)のを、レヴォンが解決する。

 

 そこにレヴォンが義父と娘の親権を巡って係争中でお金に困っているというシチュエーションをスパイスとしてまぶしているだけで、構成がほとんど「ビーキーパー」と一緒だったりはする。

www.dustnddirt.com

 ロッテントマトスコアは批評家71%と少々低いですが、ポップコーンメーター(観客評価)は92%で、続編も決定している。

www.rottentomatoes.com

 もちろん、こういった「もし元特殊部隊にいたという設定の、ジェイソン・ステイサムが主人公でこういうシチュエーションだったら?」というお話を楽しみに来ている観客には「こういうのでいいんだよ(ゴローちゃん)」な訳で、作り手と受け手がある種の共犯関係にはある。私もその一人だ!

 

 監督が「ビーキーパー」と同じデヴィッド・エアーなので、比較すると面白いかも。まず、「ビーキーパー」と違う点は結構主人公のプロフィール紹介が序盤にちゃんと描かれていて、まあまあ共感できるキャラクター造形にはなっている。

 

 彼は娘の親権と社長から娘を助けてもらうように懇願されているという「困った状況にある(追い詰められている)」そして「殻を破る」ここでの「殻」は「娘の親権が失うのでは無いかという思い込みと、社長の娘が見つからないのではという思い込み」で、「反転攻勢」が社長の娘ジェニー・ガルシア(アリアンナ・リヴァス)の捜索とその見返りとして、お金をもらうことで親権を巡る裁判の費用を得る事。

 

 ここまでで映画の経過時間が20分しかなくて、後は延々と「反転攻勢」の部分だったりする。まあ、いわゆる「ナーメテーター(舐めてた相手が実は殺人マシーンもの)」の系譜ではある。

 

 こういうタイプのアクション映画は好物ではあるのですが、だからこそのツッコミどころが何か所もあって、そういうのもこの手のジャンル映画の楽しみだと思っているので、以下はそれを列挙します。

 

 まず、「ワーキングマン」というタイトルが回収出来ていないというか、工事現場に勤めているのだから、工事現場の工具を武器にして戦うみたいな工夫が欲しかったです。同じナーメテーター作品であれば、デンゼル・ワシントン主演の「イコライザー」なんかはその点ホームセンターの商品を使ってあんなことやこんなことをして楽しませてくれました。

イコライザー

イコライザー

  • Denzel Washington
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 それと、敵側の登場人物が多過ぎて話が散漫になっている印象は拭えませんでした。ダーニャ・ハルチェンコ(グレッグ・コルパクチ)とヴァンコ・ハルチェンコ(ピョートル・ヴィトコフスキ)や、バイカーギャングの親分で元空挺部隊兵士ダッチ(チディ・アジュフォ)、ロシアン・マフィアの幹部で通称「ディミ(マクシミリアン・オシンスキー)」、ディミの父親で通称「ウォロ」、ディミが取り仕切っている人身売買の顧客ミスター・ブロワード( ケネス・コラード)等、ざっと挙げただけでもこれだけいる。

 中盤過ぎから敵のロシアン・マフィア側を「共感出来ない主人公」に設定し、殻(レヴォンにやられてしまうのでは無いかという思い込み)を破る為に反転攻勢(屋敷で待ち伏せして最終決戦する)も思惑が外れるという風に見ることもできましたね。

 

 最終決戦で、元兵士という共通点だからか、ダッチとだけはある意味でコミュニケーションが取れる。キッチリと殺してしまうんですけどね。

 

 もちろん最後は無事にジェニーは助け出されるし、彼女も噛みついて反撃したり途中逃走に成功仕掛けたり、逆襲してリベンジしたりしているので、ただの受け身なキャラクターでは無いのはいいと思います。

 

 事件が解決して数分間ではあるけど、「打ち上げ」のシーンもきっちりと描かれているのは良かったと思います。

 

 興行収入を調べて見ると、「ビーキーパー(興行収入$162,619,535)」と同額の制作費にも関わらず、2.45倍しか稼げていない(通常制作費の3倍の興行収入で成功とされている)ので、今回の4/17からの配信でなんとかしたいところなのでしょう。

 

 ロッテントマトスコアは批評家47%(!)、観客評価が87%なのが救い。

www.rottentomatoes.com

 今作正直私的には微妙ではありますが、ジェイソン・ステイサムが「80年代筋肉バカアクション」の最後の継承者だと思っているので、今度は彼の様なテイストを若い世代が継承してもらい、ジャンクフードやスナック菓子をパクつきながら見る映画を量産して欲しいとは思っています。

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