ちりあくたのつぶやき

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Netflix映画『エイペックス・プレデター』ネタバレ感想|シャーリーズ・セロンとタロン・エガートンの無駄遣い?脚本の酷さを徹底レビュー

 ※この記事はネタバレありです!

 

 4/24から配信されているシャーリーズ・セロン主演のアクション映画。監督は「BEAST」のバルタザール・コルマウクル。脚本は今作が初めてらしいジェレミー・ロビンズなる人物です。

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 ざっくり言うと、主人公が未清算の過去と対峙してそれを克服する話です。まず導入部でノルウェーの「トロールの壁」と呼ばれる絶壁に、パートナーと挑むもその最中にパートナーが滑落死する。この間10分にも満たないので、彼女の過去はわかったけど、共感できるのか出来ないのかがわからない。

 

 この「導入部の雑な端折り」だけど、今作に限らず同じNetflix映画「第10客室の女」でも見られ、こういうのやめたほうがいいと思いますよネトフリくんさぁ。

www.dustnddirt.com

 そして五か月後、何故か主人公である彼女サシャ(シャーリーズ・セロン)はオーストラリアの荒野「ワンダラ国立公園」)で難易度の高い道を辿ることで己の限界に挑んでいる。どうやらサシャはそういった体を使って困難に挑まずにはいられない性分らしい。ここらへん、体を使って自身を表現したいシャーリーズ・セロン本人と重なりはする。

 

 で、その目的地に向かう途中、準備の為に寄った店で嫌な感じのマッチョ男性3人に絡まれるんだけど、後で名前が分かるベン(タロン・エガートン)という男性があくまでも控えめにではあるが、少し助け舟を出してくれる。彼、どうやらその店の常連らしく、自作のジャーキーを置かせてもらっているんだけど、ここで嫌な予感をしておけばよかったです。

 

 私はてっきりこの後マッチョ男性達がしつこくサシャを追い回して彼女の行く手を阻むのを、ベンが途中から協力してくれるという展開を予想していましたが、その予想はあっさりと裏切られましたね。

 

 たしかにマッチョ男性はサシャの寝泊まりするところに来るんだけど、それはあくまでも偶然の鉢合わせで、特に何かして来る訳では無い。

 

 彼女は冒険を開始し、カヤックで川を下り濡れた服やバッグを乾かして夜を過ごしたら、なんと服もバッグも誰かに取られている!

 

 あの、念のため言っておきますけど、シチュエーションとしてはオーストラリアの大自然、衛星の電波も通じないような秘境に近い状況で物を盗まれるとか、ありえないんですよ。

 

 で、どうしようかと困っていたところ、ベンと偶然の再会を果たす。ここらへん確かに同じ冒険に挑もうとしているかもしくは地元の土地勘がある人っぽいからそんなこともあろうかと思っていたのだけれど、待てよ、もしかしてコイツと思っていたらこのベンがかなりのサイコ野郎で、サシャの荷物と服を盗んでおびき寄せ、デスゲームをしようと持ち掛ける!

 

 もちろん、ゲームが開始してサシャはベンによって追い詰められ、逃走劇になり物語の推進力は上がるんだけど、なんだかなーといった感じ。

 

 序盤に国立公園の管理棟(?)で行方不明者の張り紙があったんだけど、実はベンのデスゲームによって殺されてしまい、その肉があのジャーキーだった。そりゃあの店の店員が飼っている犬は食わないよね…

 

 ベンのプロフィールはほぼ明かされず、一応母親の写真とかあるんだけど、本当にただのサイコ野郎でしかなくて、このベン役の俳優ってあの「キングスマン」で主役を演じた彼なんだけど、もう少し出る映画と役を選べよと。

 中盤でサシャはベンに捕まって、そこからはかなりグダグダとしか言いようがない展開になり、なんやかやでベンは足の骨を折ってしまい骨が外に突き出る重傷を負う。これだけでも出血多量やショック状態になりそうなものだけど、普通に喋れるし動けるという適当っぷり。

 

 で、ふたりは崖に囲まれた箇所から脱出しなければならないんだけど、彼女には崖に上る為とはいえ、ベンとパートナーを組まされ、そのベンが滑落死するという「過去の再演」が起きる。ここで原題である「APEX(頂点、頂上)」が回収され、サシャは見事に過去を清算して崖を登りきる。この、ベンの滑落シーンだけど、古い映画人は「ここで『ダイ・ハード』のオマージュ入れるくらいしろよ!」というしょうもないツッコミをしてしまいます。

 

  「Rotten Tomatoes Movieclips」というYoutubeチャンネルで切り抜きがありました。あの終盤のアラン・リックマン演じるハンスが驚いた顔をして(本人には手を放すタイミングをずらして教えた模様)ビルから落ちるシーン、やっぱりみんな好きなのねここw

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 なんだろうな、ここまで記事を書いてきてなんか、「俳優って食っていくの大変なんだろうな」っていう感想しか思い浮かびませんでしたね。

 

 シャーリーズ・セロンなんて「マッドマックス怒りのデスロード」であのフュリオサ演じているんだからもっといい役あるだろうとか、さっき言及したタロン・エガートンだって、もうちょっと脚本読んでから出演決めろよとか思っちゃいますよこれは。

 

 今作の「戦犯」は私は脚本のジェレミー・ロビンズという方にあると思います。調べてもなんの経歴も出て来ないのですが、本作が初仕事なら、今回のグダグダとしか言いようがない展開を教訓として学んで次作に生かして欲しいです。

 

 案の定ロッテントマトスコアは批評家は現時点では65%、ポップコーンメーターが58%と低い。

www.rottentomatoes.com

 

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